こんにちは、ドクダミ淑子です。
あんちゃさんの有料note『わたしが「一人の恋人と付き合う」行為をやめた理由。』というのを買って読みました。
なぜこのnoteを買ったのか
私は別にあんちゃさんのことは「好き」でも、「ファン」でもありません。
でも、ブログはわりと読み、LINE@も配信希望しています。
しいて言うなら「頭の中に興味がある」んです。
あんちゃさんに限らず、人間全体の。
仕事をしていて、本当に色々な考え方の人がいるということを日々感じているし、その色々な人に刺さるような文章を書かなければいけないと思っている。
そのためには、まずは自分自身が、様々なモノの見方や考え方を知ることが大事なのではないかと思うのです。
どんどんババアになり、自分の考え方が凝り固まり、若者との年齢が開く一方の中、相手の考えを「知ろう」「理解しよう」って意識ないと、どんどん乖離が生まれてしまうからね。
そして単純に、自分の想像範囲外の世界を覗くのは、面白い。
だから芸能ゴシップサイトとか見ちゃうんですよね・・・
あとは、「本を買う」ということに、他の人よりは抵抗なく買うタイプなのかも。
恋愛観が真逆だと思った
読んでみて、まず思ったのが、「私の恋愛のイメージと、彼女の恋愛のイメージが違うな」ということ。
私の恋愛のイメージって、たとえるなら「革製品をずっと使う」みたいな感じで、いいなと思うものを長く使い続けるような感じ。
最初はしっくりこない部分があったとしても、使い続けることで革が柔らかくなり、なじんでくる。
手入れしていると光沢も出てきて、また違った「味」が出てくる。
それが恋愛だと思っていたことに気づきました。
そうすると、「結婚」に近いものもあるよね。
彼女の恋愛イメージは、「日々のコーディネートを楽しむ」っていうイメージに近いのではないかと思った。
その時の気分で、着たいものを決める。
お気に入りは1つじゃなくてよくて、今着ているものと違うもので「いいな」と思うものがあったら、それだって一緒に身に付ければいい。
流行のアイテムで素敵なものが沢山出ているのに、なぜ「おばあちゃんから入学祝いでもらった」なんて理由で、革小物を使い続けなきゃいけないのか。
私は私のその時着たいものを、自分の意志で選ぶ。
・・・みたいな印象を読んでいて受けた。
確かにそういう考えだとすると、従来の「付き合う」「結婚する」って枠にはあてはまりにくいと思うのです。
人生は「選択」の連続だ
これを読んでいて、もう一つ思ったのは、「決断することを保留にしているんじゃないか?」ということです。
いつまでも、決めない=自由に選択できる状態でいたい、みたいな感じ。
若い頃は私自身、人生の選択肢を無限に持っていたいみたいな欲求を持っていました。
いつまでも決めずに、選択肢を残しておきたい、みたいな。
でも、人生には「時間」という概念があるから、それも難しい。
私は、「いつでも転職できる」と思っていますが、その一方で「10年間転職しなかった人生」というものもしっかり刻まれているのです。
しなかったことも、「しないことを選択した」となる。
そうやって、私たちの人生は「選択」が続いていくのです。
あんちゃさんはこんなnoteを書いたのだから、「選択しないということは、一つの選択」ということはきっと理解しているのだと思うけど。
私は定住民族なのだと感じた
あとは、あんちゃさんは、本当に「ノマド」なんだなと思った。
私なんかは、1つの家に住み、ほぼ毎日家でご飯を食べて、毎日自分のベッドで寝るのが幸せ。
夫もそうで、どんなに仕事が遅くなって、ホテルに泊まったほうが安いし移動時間の節約になるって場合でも、家に帰ってきて、家で寝る。
そして、高いコストを払っても「自分たちの家」を買って、ローンを払い続けている。
そういう「おうち大好き」「自分の場所が一番落ち着く」っていう感覚も、あまりなさそう。
あんちゃさんの札幌と東京のデュアルライフやノマドライフを見ていると、自分のナワバリ意識の強さに気づくのです。
一人で生きられる「強さ」のある人なのだろう
あと、私と違って、一人で生きられる強さがある人なのだろうと思う。
私は一人のパートナーとこれからの人生を一緒に歩みたいと思って、わざわざ婚活的なことをして、相手を探した。
いつまでも一緒にいてくれるという保証が欲しくて、「結婚」という形式を取りたかった。
別に結婚したらすべてが安泰で必ず一緒にいられるわけではないのは百も承知だけど、それでも「付き合う」と「結婚する」には違いがあって、結婚の方が私としては安心する。
そんな考えの私からすると、あんちゃさんに限らず「一人で生きていく」「結婚制度を否定したい」と言う人は、「個」で生きることが確立されている人なんだなと思う。
以上、批判でもなんでもなく、ただ読んだ感想をダラダラと書いてみました。
note内には、あんちゃさんの「性」についての考えや体験なども書かれていますので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。
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