こんにちは、ドクダミ淑子です。
もしも、学校で浮いている気がしたり、今の環境がつらいと思っている中学生がいたとしたら、言いたいことがあります。
それは、「今から必死に勉強して、進学校に入った方がいい」ということです。
中学から高校で、環境がガラリと変わった
私は片田舎の公立中学校(生徒数1学年200人くらい)から、公立高校(生徒数1学年350人くらい)に進学しました。
中学校は近所の子が誰でも行く学校、高校は地元では進学校と言われているような学校で、学校名を言うと「頭いいんだね」と言われるようなところです。
私自身は中学校から高校に入って、本当に環境が変わりました。
中学は、今考えると荒れていた
私の通っていた公立中学校では、何かしら事件が起こることが日常茶飯事でした。
- 上履きを隠される
- 制服を盗まれる
- ある朝窓ガラスが200枚くらい割られて、新聞に載る
- チョーク入れにタバコの吸い殻
- 殴り合いのケンカ
- イジメ・仲間外れ
- 女の先輩からの「顔が派手」「スカート短い」などの謎の注意とパトロール
このくらい中学だと普通だと思っていたのですが、そうでもないみたいですね。
オタクっぽい子や、物静かな子はイジメのターゲットにされ、からかわれていました。
母子家庭の子やハーフの子も、何かといじられていました。
なんとなくその環境が当たり前だと思っていたのですが、高校に入って、それは当たり前ではないということを感じました。
上に書いてあることが、高校に入ったことで1つもなくなったのです。
本当に驚きました。
進学校の方が平和な理由
高校に入って、私は平和過ぎて驚きました。
それと同時に、なんでこんな平和な世界が出来ているのかと考えました。
精神年齢が高く、寛容
高校に入って思ったのは、周りの考え方が大人だということです。
自分と違う考えの人、オタクな趣味な人などにも、「変だ」「おかしい」とすぐに声をあげるような人がいませんでした。
パズルが好きで、ある日突然、自作のパズルを作って教室に貼る人がいても、オタク趣味についてアツく語る人がいても、軍歌マニアで日本史の先生と語り合うような人がいても、「まぁ、そういう人もいるよね」で受け入れられていました。
これが私の中学だったら、きっとからかわれていただろうに、そんなことはありませんでした。
みんな忙しく、イジメなんてしている暇はない
進学校に入って思ったのは、みんな結構忙しいということです。
- 部活と勉強の両立に頑張る子
- 趣味の世界に生きる子
- 東大・京大・医学部などを高1から目指している子
みんなそれぞれやることがあり、昼休みだって図書館で勉強する子もたくさん。
予習・復習・宿題を学校でやっているのも「ガリ勉」なんて言われません。
だってそうしないと間に合わないんです。
それぞれが忙しい中だと、イジメなんてしている暇はありません。
学校は、勉強しに行く場という認識
高校に入ってビックリしたことがあります。
あまりにも授業が分かりにくい先生・やる気がない先生がいると、「授業改善」「担任変更」などを求めて署名活動をして、学校や教育委員会に提出するという活動が、たまに行われてました。
それだけ、みんなが「学校はきちんとした授業を受けに行く場」という認識だということを思い知りました。
中学校までは先生のクオリティについてどうも思っていなかったので、意識の高さに驚きました。
今がつらいなら、受験で環境を変えるのもアリだと思う
もしも、今の環境がつらいと思っている中学生がいるならば、学校の勉強だけはちゃんとやって、受験に備えてほしいと思っています。
中学の勉強なら、中学3年の夏休みから必死にやれば、絶対に追いつけます。
趣味があっても、ストップして受験勉強を第一にしてください。
この時期の勉強が一生を左右すると思って、頑張ってほしい。
時には高学歴だということで悩むこともあります。
でも、それを差し引いても、進学校に行ったことは私の人生で大きくプラスになっていると思います。
今の環境がつまらない、友達関係がつらい、と悩んでいる中学生諸君は、今からでも勉強して、できるだけ難関校を狙ってみてください。
きっとあなたの人生もいい方向に動くと思います。
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