こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近、『有田哲平の夢なら醒めないで』を毎回見ています。
テーマに合わせて何人かの芸能人(微妙に有名くらいの知名度の人が多い)が出てきます。
Perfumeの『TOKYO GIRL』に合わせてVTRが流れ、サビでオチる・・・そしてそれを元にあーだこーだと議論する、という内容です。
バイトが辞められない芸能人にモヤる
先日のテーマは「芸能人なのにバイトしてる女子SP」。
一人、矢島愛弥(渡辺美奈代の長男)がねじこまれていましたが、それは置いておいて。
私は、この回を見ていて、モヤったんです。
それはこの言葉。
「私がいないと、バイト先が回らない」
その無駄な責任感はなんだ?
その発言をしていたのは、名前は忘れましたが、手作りの肉まんを慣れた手つきで作る女子でした。
VTRの中で、オーディションが突然入っても、シフト表を見て、「バイトだからいけません」と断ってしまうシーンがあり、波紋を呼びました。
周りが「おかしい」と言う中、なぜか自信満々に「私がいないとバイト先が回らないんです!」と、オーディションを受けない自分を肯定しているんですよね。
「でも、芸能人でいたいんでしょ?」
「はい」
「じゃあオーディションを受けないと」
「でも・・・」
そこからまた別の話になって、その肉まんの子は、バイトに入りまくっているからバイト代が結構な高額ということもわかりました。
無駄な責任感と、バイト代がもらえるという安心感から、バイトが辞められないスパイラルに陥っているのです。
仕事で「自分の代わりはいない」はダメ
仕事において、「自分がいないとダメだ」「自分の代わりはいない」と思うのは、間違っていると思います。
そう思うことで無駄に頑張ってしまうことで、自分の中に負担が溜まり、ある日突然爆発くる可能性が高くなってくるからです。
身体を壊してまで頑張る理由は、どこにもありません。
また、本当にその一人がいないとヤバくなる職場は、会社として、組織としてリスクがあります。
その人が頑張って続けてくれるならいいのですが、人間なので病気にもなることもありますし、家族に何が起こるかもわかりません。
何があるのかわからない中で、一人に依存するのは、リスクしかないですよね。
実際、いなければいないでどうにかなる
私のバイトや正社員の職場を見ていての経験ですが、「代わりが誰もいない」人はいません。
いなくなったら一時的に困ることはありますが、なんだかんだでどうにか乗りきっていきます。
例えば、日本語・英語・中国語のトリリンガルの人は滅多にいなくても、英語ができる人と中国語ができる人の二人がいればどうにかなります。
今まで先輩の陰に隠れていた後輩が、甘えられていた先輩がいなくなった途端、危機感を感じてぐっと成長することもあるでしょう。
とにかく、今まで業務を独占していた人、その人の能力に依存していた人がいなくなっても、大抵の場合はどうにかなるのです。
「私の代わりは誰でもできる」と思っておこう
だから、「自分がいないとダメだ」なんて思わずに、「自分の代わりなんていくらでもいる」という心持ちで、仕事をした方が、のびのびと活躍できるのではないでしょうか?
そして冒頭のバイトがやめられない女子のように、本来の目標を見失わず、本当に大切なことには、今のバイト先のことなんて考えずに飛び込めるようにしたいですね。
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