ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

『春~Spring~』の衝撃を思い出して書く

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

今日は、今週のお題「わたしの春うた」について書いてみます。

 

先日、営業車を運転中にかかってきたイントロ。

最初の1小説で私の思春期センサーが反応しました。

 

「あ、ヒスブルの『春 ~Spring~』じゃん!!

 

 

私の春うたと言えば、ヒスブル!

Hysteric Blueの『春 ~Spring~』。

私の中での春うたといえば、これですね。

この曲がリリースされたのは、1999年1月ですので、私は小学5年生の冬を過ごしていました。

 

初めてこの歌を聞いた時に、なんかものすごく衝撃を覚えたんですね。

こんなに印象に残せる歌ってあるんだ!と。

 

イントロも最初からギターもドラムもキーボードも本気で仕掛けてくるし、はじめの「けぶる~」ってところの透明感・印象の強さ、サビの「こういう夢ならも~い~ち~ど~」ってところのいい意味で裏切られるメロディーライン(あ、ここで上がるのね・・・で、ここで下がるのね!みたいなびっくり感)を小学生ながら感じていた。

 

とにかく、今まで私が聞いてきたJ-POPとは何かが違ったのだ。

 

当時は小室ファミリーが全盛期だったので、どちらかというとエレクトロニカルな感じの曲が多かったのに、バンド感全開だったからだろうか?

今となっては理由はわからないけれども、すごく私の好きなもののど真ん中をついてきたのだ。

 

 

改めて、歌詞を見直してみる

「けぶる木漏れ日浴びふと気付く」から始まるこの歌詞。

改めて意味を考えてみると、誰かと一緒に追いかけていた夢を、いつかの春に諦めた主人公が、春になるたび思い出して、いつかまた夢を追いかけたい・・・というストーリーになっていました。

小学生の時は特に深く考えず、「あなたに逢える」っていう恋の歌だと思っていたんですが、全然違ったんですね。

 

こういう夢ならもう一度逢いたい 春が来るたびあなたに逢える

 

どういう夢だったんだろうか。

そしてどうして、「あなた」とは別れてしまったんだろうか。

 

授業よりも食事よりももっと大切なコト

「私…歌が好き…」 

歌ってことはバンドとかかな?

そう考えると、最初のサビの前でこう言っています。

 

あぁ 同じ視点で見ている世界が あぁ 二人ビミョウにズレてた 

遠く 見つめ ポツリ 「じゃあね」

今は同じおひさまの下 目を覚ます

安易だけど、きっと「音楽の方向性が違った」っていう意味だろうと思う。

 

こういう夢だしもう一度懸けたい いつか…… 

この歌でこの歌詞の主人公の「夢」が叶っているといいなと思います。

 

 

恋うたじゃなくてヒットしたのがいい

どうしても、「あなた」と出てくると「好き♥」と続いてしまうような風に思ってしまうけれども、この歌は「歌が好き」「(直接こうは言っていないけれども)春が好き」なんていうまっすぐな気持ちを、そのまま歌にして、ボーカルのTamaちゃんが全力で歌っている・・・それがすごく素敵なんですよね。

 

でも、余談だけど「逢う」っていう字は高校の古文の先生曰く、「逢瀬」っていう意味が込められている「会う」だから、ちょっと使い方が違うような気もしますね。

字面が素敵だから使っている可能性が濃厚ですが。

 

 

小中学生の時の歌を覚えている理由は、死ぬほど聴いたから

ヒスブルは、(どれだか忘れたけど)アルバムも買って、何度も何度も聞きました。

小中学生時代は、カセットとかMDとかに好きな歌を録音して、それを何度も何度もエンドレスで聴いていたから、歌詞は今でもスラスラと出てきます。

大学生の時には、オールでカラオケとかもしたので、当時の歌や、友達が良く歌っていた歌もよく覚えています。

 

今はそんなに音楽に夢中になっていないので、なんだか寂しいな。

もう一度、カセットのA面とB面を繰り返し聴いていた、あの頃の私に会いたいな。

 今度実家に帰ったら、ヒスブルのアルバムを探そうと思う。

 

 

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