こんにちは、ドクダミ淑子です。
書店で何回か見て気になっていた、こちらの本を、マンガとまとめて買いました。
お財布を小さくしたらお金が貯まりました。 コミックエッセイ [ 横山光昭 ]
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散財ばかりで貯金ができない女子が主人公
こちらは、イラストレーターの、つぼゆりさんという方を、家計再生コンサルタント・ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんがサポートして、日々の生活やお金の使い方を見直していくというコミックエッセイです。
宝島社Webサイトの紹介は下記です。
NHK「あさイチ」でもおなじみ、『年収200万円からの貯金生活宣言』『はじめての人のための3000円投資生活』の横山光昭先生が、人気イラストレーターつぼゆりに貯金&投資メソッドのすべてを伝授!
おひとりさま老後が現実味を帯び、焦りに焦るアラサー(オタク)女子の貯金生活がコミックエッセイになりました。
唯一のアイテムは、先生からもらったベリベリ財布(むかしの中学生が持ってたやつ)のみ!? おもしろくって、ためになる。共感できてツッコミ満載、だけどときどき切なくなる――。
貯金女子(アラサー)の生きざま、この機会にぜひご高覧ください。
ふむふむ、アラサーの私でも共感できることがあるかもしれない。
「無駄遣いしているわけじゃないんだけど、貯金ができない」に切り込みまくり
つぼゆりさんは、今まで「貯金」というか、「お金」についてあまり深く考えていませんでした。
使っているわけじゃないんだけれども、なぜかお金がない・・・
そろそろ、貯金しなきゃいけないけれども、別に削るところなんてない・・・
そんな状態だったのが、横山さんの指摘でどんどん、無駄が明るみに出てきます。
- 足りなくなったらすぐにATMへ
- 1回も行っていないダンススクール
- ついついコンビニに寄っちゃう
- なんとなく飲みに行ってしまう
- 必要ない家電を買ってしまう
- ネットでポチッとしてしまう
こんなことを一つ一つ、横山さんが指摘して、つぼゆりさんが反抗して、更に横山さんが諭して、そこでやっと動く!という結構リアルな「でも・・・」「でもじゃない!」なやりとりがあります。
今まで貯金を全く考えてきていなかった筆者が、今までの生活習慣を見直すので、やっぱり不具合はありますよね。
そこをしっかり考えるつぼゆりさんも、納得できるような言葉を出せる横山さんも、本気で貯金に向かっているんだなと思いました。
ついつい無理して貯金しすぎてカツカツになってしまったり、リバウンドで衝動買いしちゃったりしながら、少しずつ貯金できる生活習慣になってくるのが、面白い。
「仕組み」を作ることで貯めるやり方が面白い
この本の表紙では、ベリベリ財布を持つことで貯金できると書かれています。
それが面白いなと思って買ったのですが、この中には、同じように「仕組み」「ルーティン」で貯めるということが書かれています。
月に3日間お金を1円も使わない日を作るとか、○か×で判断できるチャレンジがあるのもいいですね。
まとめ:こんな人にはオススメ!
こちらの本は、こんな人にオススメです。
- 本を読むのが苦手、マンガなら大丈夫
- 貯金について今まで考えたことが一度もなかった
- 激しいダイエットをしてリバウンドをした経験がある
- 無駄遣いをしているつもりはないのに、貯金がない
- すぐに自分へのご褒美と言いたがる
つまり、貯金の超初心者で、これからゼロから貯金をしようという人向けってことですね。
こんな人にはもう少し内容の濃い本がオススメ
ただし、こちらはコミックということもあり、内容は結構薄めです。
文字を読むことに抵抗がないという人は、貯金の入門編でも、こちらの方がオススメですね。
年収200万円からの貯金生活宣言 正しいお金の使い方編 [ 横山 光昭 ]
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投資の入門編ということだったら、こちらも結構わかりやすいのでオススメです。
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! [ 山崎元 ]
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