こんにちは、ドクダミ淑子です。
FODプレミアム会員お試し期間なので、先日TVで放送されていたVIRGINSの続き、完結するまでを見ました。
以前もダラダラと(主に文句を)書いていたのですが、今回できっと最後かな。
最後だと思う理由も含めて、つらつらと感想を書いていこうと思います。
VIRGINSを観たい方はこちらから無料お試しへ![PR]
第1話の感想はこちら
私は、フィクションにトキメキを求めている
30代・既婚となると、そんなに胸キュンしたり、ドキドキしたり、新鮮な恋心が、ほぼ湧かなくなるんですね。
最近一番ドキドキした出来事は、ポケモンGOでレアポケモンのルナトーンが300mくらい先のポケストップにいることが分かった時で、そわそわしながら現地に向かい、結局私が行く頃にはいなくて、会えないときのがっかり感までセットで味わいました。
とにかく、何かでドキドキしたり、キュンキュンしたいんです。
そしてそれをTVっ子なのでTVに求めている・・・というのがこれまでVIRGINSに期待していた経緯です。
VIRGINSが私にとってダメだった理由
さて、そんな(あくまで私が勝手に設定した)期待を、どうしてこの番組が超えてきてくれなかったのかということを、考えてみました。
それは、こちら。
ストーリーがない、プロセスがない。
バージンズの話の流れは、大体こんな感じです。
- 突然イケメンと出会う
- イケメンから一目ぼれされる
- イケメンに言い寄られ、突然キスされる
- イケメンから告白される
- (フェイク)セックスする
- その後の感想語り
今まで、ゆゆの回(Season3)と、あやかの回(無印)を見ましたが、2話とも大体同じ内容でした。
少女マンガは、プロセスが大事
このドラマ(フェイクドキュメンタリー)は、「少女マンガのようなシチュエーション」という話なのですが、少女マンガの「強引にキス」「後ろからハグ」なんていうエッセンスだけを切り貼りした感じなんですよね。
「なぜ、キスしたのか?」
「なぜ、押し倒したのか?」
「なぜ、こんな思わせぶりなセリフを言ったのか?」
VIRGINSの世界には、その理由づけが全くない。
なぜなら、ストーリーがないから。
とりあえず、おしゃれな音楽とおしゃれっぽいカメラワークで、キュンキュンしそうなシーンすればよくね?
このくらいのノリにしか思えなかったんですよね。
だから、私が入り込めず、いい印象が持てなかったのです。
なぜ、イケメンから好かれるのかの理由が全くない
以前のゆゆの回では、「落ちたオレンジを拾い集めたから」という、無理のある理由をくっつけられていたこともありましたが、あやかの回はそれもゼロ。
「バイト先に来たから」「年が近いから」「来月から東京に住むから」、だから惚れられて、だからキス。
・・・って、「だから」が全く繋がっていないんですよね。
『君に届け』が大ヒットしましたが、それは普段から根暗で怖いと思われていた爽子が、本当は真面目で一生懸命で友達思いのいい子だということを風早くんや女友達が気づいて、だんだん学校でのみんなの輪に溶け込んでいき、その中でお互い気づいていない、風早君の片思い・爽子の片思いが実っていく・・・このプロセスにみんながキュンキュンしたのです。
突然、風早君が爽子に抱きついても、キュンキュンはせず、「なぜ?」ってなるのです。
その辺のキュンキュンポイントを理解しないで、「とりあえずキスシーンとか壁ドンとかやっておけば、視聴者は満足だろう」っていうのが、本当にアカンと思ったのです。
きわどくないベッドシーンなら、ない方がいい
そして、一番アカンと思ったのは、ベッドシーン。
そりゃわかりますよ、ヒロインの女性は女優やモデルという見た目ではないし、見ても「おおっ(歓喜)」とならないスタイルだということは。
でも、ひたすらディープでもないキスをし続けるシーンや、太ももをすりすりと撫でるだけのシーンや、上着をまくり上げ(でもブラガ見えないようなところまで)、へそのあたりをちょっと軽くキスするだけなんてシーン、誰が喜ぶのでしょうか。
しかも、「俺と付き合ってください」「は、はい・・・」の次のシーンがその微妙ベッドシーンですよ。
ベッドシーンを法的に見られない年齢のティーンに配慮しているなら、逆効果な気がします。
「付き合う=即セックス」って感じになるのですが。
だったら、そんなシーンはない方がいいと思うのです。
女性向けのセクシービデオの方が、キュンキュンするかもしれない
以前、an・anのSEX特集のおまけに、シルクラボのDVDが付いていて、見たことがあるのですが、VIRGINSよりもよっぽどストーリーがちゃんとあり、キュンキュンさせられたし、エロかったと記憶しています。
ちゃんと予算をかけたものを見よう
FOD限定配信という、低予算で気合が入っていないもので、本当にいいものを見られるのって稀なんだなと改めて思いました。
いわゆるスイーツ映画と言われる胸キュンものの方が、まだ私の胸キュン欲を満たしてくれるのかもしれないなと思いました。
私のキュンキュンを求める旅は、まだ続きます。
こちらもどうぞ