ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

顔採用とか学歴フィルターに文句を言うよりもすべきこと

f:id:dokudamiyoshiko:20180309204755j:plain

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

就活関連の記事をチェックしていると、こんな話題が出てきます。

 

「顔採用とか不公平だ」

「学歴フィルターなんてひどい」

 

私はこういう記事を読んで、「そんなこと言ってても就活がうまく行くわけではないのに・・・」と心配になります。

そこで今回は、多少厳しい声を交えつつ、顔採用や学歴フィルターなど、一見差別と思われそうなものについて、書いていきたいと思います。

 

 

資本主義社会では「競争」「シェア争い」がある

今私たちの生きる資本主義社会は、ある面では、限られた顧客と、顧客の持っているお金を取り合っている世界です。

そしてそこには常に、優位・劣位、増加・減少、流行り・廃りなどの勝ち・負けがつきまといます。

かけっこはゴール手前で手を繋いで仲良くゴール、大学入試はAOで人柄重視、バイトに落ちるなんてほぼない、なんてことが今まで続いていたかもしれませんが、社会に出るとそうもいかなくなります。

 

まず意識しなければいけないのは、「何かしら」で他者よりも優位に立ち、相手に選ばれるということが、仕事人生の中では必要になってきます。

これは別に営業職のように、売上金額が高いとという、数字で見える点だけではないと思います。

「正確でミスがない」「処理スピードが速い」「いつも笑顔で対応してくれる」「この分野の深い知識がある」・・・なんでもいいので強みがあった方が仕事しやすいですし、すごく極端なことをいえば、「クビにならない人」になれます。

(潰れかけの会社にしがみつくのかという話はおいておいて)

 

 

美形に引かれるのは生物の定めなので仕方ない

強みがあると良いという話をしましたが、「美しい」というのは一つの強みになります。

全く同じ接客だったら、イケメンや美女の方がいいと思うのは、優秀な遺伝子(シンメトリーで整った顔)に惹かれるようにセットされている人間という名の動物なら当然です。

なんなら、少し接客がヘタクソであってもイケメンの方がいいという人もいるでしょう。

でも、それに「不公平だ!」と言っても仕方がないのです。

 

 

「学歴」は、今までの人生を表す一つのファクター

もう一つ、学歴についても「学歴フィルターは不公平だ」と言っても仕方ないものです。

有名企業には、数万人というエントリーが集まります。

そんな数万のエントリーが集まる企業が会社説明会を開催することにしたら、誰を優先して呼べばよいのでしょうか?

数万人が入るスタジアムで会社説明会するわけには行かないし、数万人が同じ日に予定が空いているわけもありません。

 

ですので、何らかの優先順位付けをして、説明会や選考に呼ぶ必要があるのです。 

その中で、「最終的に選考を通過し、入社に結び付きやすい人をより多く説明会に呼ぼう」と思って、その条件を探すと「学歴」は一つの要素に入ってきます。

 

なぜなら、頭がいい大学に入れたということは、こういうことの表れだからです。

  • 勉強ができる
  • 努力できる
  • PDCAが回せる
  • 要領がいい
  • なにかしら秀でた芸がある
  • 運がいい
  • コネがある、人に好かれている

 

そして、今は減りつつありますが、同じ大学でのつながり、学閥もメリットがあります。

  • なんとなく親近感がわく
  • ある程度、はじめから共通の話題がある
  • 繋がりがあるので、なんとなく辞めにくい
  • 自分のためだけではなく、仲間のためになろうという気持ちになる(昇進を祝える的なやつ)

 

最近は、中位~下位大学の卒業生だと、「3000円の20%引きはいくらでしょう?」「3000円に消費税8%を込めるといくらでしょう?」がわからないような人もいるようなので、ある程度の学校群じゃないと、学歴フィルター無しでも筆記試験の計算問題で結局全員落ちるなんてケースもあるようです。

 

 

どうやって自分をアピールするか?

生まれ持った「美しさ」と、ある程度後天的な努力でどうにかなる「学歴」。

どっちもない人がじゃあどうやってアピールするか?ということをしっかり考えることが、中位~下位大学の戦い方になります。 

 

よく、バイトリーダーやサークルの副幹事長が増えるなんて話を聞きますが、別にそれがきちんとしたアピールポイントにつながるなら、その経験でもいいのです。

学校の勉強やゼミでの研究を頑張るのも、アピールポイントにつながります。

スポーツを頑張っていることも、努力やチームワークの表れとして見てもらえるでしょう。

面白いバイトをしてみるのも、ネタとしてはいいですね。

 

問題なのは、自分には語れるようなことが何もないのに「不公平だ!」と言っている人。

そうです、この世は不公平なのです。

だからこそ、自分の戦略を立てて、自分の勝負をしなければいけません。

 

 

ブスでも生き残るためには、「売り」が必要

私は「良い大学」と言われる大学を出ていますが、顔は残念な感じ(端的に言うとブス)なので、「ブス×知識ない×話が面白くない」の三重苦時代は、全然売れませんでした。

根性だけはある系・努力でどうにかした系の高学歴なので、根気強く営業ノウハウ本を読みまくり、先輩に叱られまくり、どうにかして「ブス×知識ある×話面白い」に進化し、ブスという一重苦だけを残しながらも、売れる営業になることができました。

ブスだからといってあきらめるのではなく、じゃあどういうブスとして戦うか、はやはりとても大切なのだ、と私は身をもって感じています。 

 

 

一番簡単にできる、魅力アップは「話し方」

 ちなみに、一番簡単にできる魅力アップは「話し方」です。

話し方は家族や周りの人の話し方に強く影響されますが、矯正もできる部分です。

様々なトレーニング法もありますし、レッスンもあるので、まずは「話し方」の練習を徹底的にやってみるというのはありかなと思います。

 

電話ではとても知的で美人そうな声で、実際に会ってみたら全然イメージと違うブス・・・というのが私ですが、まぁそれでも声の第一印象と話す中身で、どうにか営業として生きていけているので、きっと誰でも通用するテクニックだと思いますよ。

 

こちらもどうぞ 

www.dokudamiyoshiko.com