こんにちは、ドクダミ淑子です。
学生のアルバイトはいいのか・悪いのか?という議論が、いろいろなところでなされていますよね。
今回はこの議論について、ちょっとまとめてみようと思います。
学生のアルバイトはムダ派の意見
まずは、バイトなんてするな派の意見をまとめてみようと思います。
しかし、こちらは同じ答えですが、その理由がいくつかの系統に分かれます。
真面目系:学生は学業に専念すべし
せっかく大学に行ったのだから、学業に専念するべきだと思う。
大学の授業をしっかり聞いて学んで、将来に役立てるべし。
ウェブ系・投機系:バイトは効率が悪いから、コスパのいい働き方をすべし
バイトは時給1000円で学生の貴重な時間を売っている。
それだったらブログを書くとか、仮想通過を買うとかFXに手を出すとかで、コスパのいい働き方をしたほうがいい。
やりがい系:学生の時にしかできないことをすべし
学生時代にしかできないことがある。
ボランティアや海外旅行なんてできるのは学生のうち。
旅費は親に借りるか、日雇いバイトで短時間でがっつり稼ぐのがいいと思う。
まぁ、だいたいこんなものでしょうか。
バイトってイメージ悪すぎない?
私が思ったのは、こういうバイト否定派のバイトに対するイメージがネガティブ過ぎるなってことです。
確かに、時間のムダとしか言えないような暇なバイトもあるかもしれませんが、どんなバイトにも学びってあると思うんですよね。
これまで勉強ばっかりしていた学生や、部活に打ち込んできた学生だと、学校のルールや部活のルールがそっくりそのまま正しいと思いがちですが、そうでもないということに気づくのがバイトだと思います。
先輩・後輩・上司・お客様・取引先とさまざまな関係者がいて、「お金」を媒介にして「サービス」「仕事」が動いていることを知る、そのはじめての機会がバイトだったと思います。
お金の尊さを学べるじゃん
あと、学生時代にしかできないことをしなさいって意見ですが、学生時代にしかできないことをやるためにも、お金が必要です。
親から借りればいいとか言ってるやつは、それこそお金の価値を甘く見ていると思うし、親のお金をアテにするのもどうかと思います。
あと、長期のバイトにくらべ、単発のバイトの方が「作業」「歯車」的な要素が強いので、それこそ学びが少ないと思うのです。
バイト仲間もできないし。
投機で儲けるについては、逆に借金を背負うリスクもあって、それこそやりたいことができなくなるので、儲かる自信がある人以外は手を出さなくてもいいのかなと思います。
投機は余剰資金でが鉄則ですよ。
私はバイトがあったから、まともになれた部分ってたくさんあると思う
私自身の話をすると、バイトをしたから社会性が養われたと思っています。
- 学習塾
- ファミレス
- 居酒屋
- 工場
- 回転寿司
- 映画のエキストラ
- イベントスタッフ
- 事務アシスタント
- 旅館
その他、単発長期含め、様々なバイトを通して「世の中には色々な考えの人がいる」「仕事によって求められることが違う」などと言うことを学びました。
それまで家族と友達でしかなかった世界が一気に広がり、たくさんの人の中から「自分」を見つめ直すというはじめての経験をしたのがバイトでした。
あとは、バイト仲間って言うのができたのも面白かった。
私がバイトしていた塾は、大学生だけじゃなくて、契約社員でダブルワーク、主婦、非常勤講師でダブルワーク、資格浪人生など、様々な人がいて、みんなで誰かの家に行って飲んだりするのが楽しかった。
そのうち、主婦が不倫したりして、なかなかな展開になりましたが。
勉強も経験、バイトも経験
最近気になるのが、なぜみんな物事にマル・バツをつけようとするのかということです。
いい面もあって、悪い面もある。
だから勉強もバイトも、どっちもやってみればいいじゃん。
ただし、時間は有限だということはお忘れなく
ただ、ひとつだけ注意しなければいけないのは、時間は有限ということです。
24時間という限られた中で、自分が最大限に楽しんで、成長できるのは何か。
そこはしっかり考えた上でバイトを選んだ方がいいと思います。
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