ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

トイアンナさんの離婚エントリーを読んで、戦闘民族に思いを馳せる

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

ふとした拍子に、トイアンナさんという方の離婚エントリーに触れました。

toianna.hatenablog.com

 

私は、このエントリーでトイアンナさんという人を知りました。

 

最初に読んだ感想は、「なんて人間の感情に鈍い人なのだろうか」

私はこのエントリーを何度も、何度も読みました。

なぜなら、一度読んだだけでは、咀嚼できなかったから。

そして今も完全に咀嚼して、飲み込んで、消化・吸収したとは思えない。

飲み込んだとしても、そのまま吸収されずに排出されてしまうかもしれない。

 

そのくらい、私にとっては違和感ばかりのエントリーだった。

 

そして、最初に思ったことは、「この人は、人の感情というものが、わからない人なのだな」ということ。

 

 

夫が「別れたい」って言う前に、いろいろあっただろうに

ある日突然、夫から別れを切り出されて、びっくりしながらも承諾する・・・冒頭のエントリーは、ここから始まっています。

そのくだりから、よくわからなかったんですね。

 

「なんで離婚してほしいと言われるまで、彼女は何も気づかなかったんだろう?」と。

 

離婚してほしいと言うまでに、色々な感情があるだろう。

  • 寂しさ
  • 悲しさ
  • 怒り
  • 諦め
  • 劣等感
  • 不安

 

何かがないと、一度人生を共にしようと覚悟をした人と別れようなんて考えないし、言わない。

そして、それは一瞬の判断ではなく、積もり積もってもう積めない状態になったときに、「離婚」として出てくるのではないか?

(まぁ頭のいい人なら損切り的な感じで、ダメージが少ないうちに早めに手を打ったのかもしれないけど。)

 

 そして、これは完全に勝手な予想だが、夫さんは寂しかったんじゃないだろうか。

外向きには別居婚を楽しむ夫婦と見られていたかもしれないが、夫は本当は同居して、「普通の結婚生活」がしたかったのではないか。

 

私の夫はどんなに遅くなっても、家に帰ってくる。

そして、夜中でも近所迷惑を考えず、大きい声で「ただいま」と言う。

私は眠い目をこすりながら(たまに布団の中で)「おかえり」と答える。

朝起きたら「おはよう」といい、先に出るほうが「行ってきます」、後に出るほうが「行ってらっしゃい」と毎日やる。

ご飯を食べながら、くだらないテレビを見て、たわいもない話をする。

 

・・・トイアンナさん夫婦には、こんな日々のやりとりがないのだ。

単身赴任とかいう、仕方ないなと思う理由なく。

私の夫はどう思うかわからないけど、そんな状態だったら寂しがりやだからきっと寂しく思うだろう。

私だって、寂しい。

 

私の知人の子供3人、単身赴任の男性は言った。

「出掛けるときは一日中テレビと電気をつけたまま出掛けるよ。帰ってきたときに明かりがついて音がないと、寂しくて。」

ものすごくガタイのいい彼が、帰宅の一瞬のために無駄な電気代を使っていることにびっくりしたけれども、彼以外にもそんな寂しがりはいるのだろう。

そして毎週のように、新幹線で片道3時間かけて、自分の家に帰る。

 

この夫婦の離婚理由は「寂しい」ではないかもしれないけれども、夫さんの何かしらの感情の動きに、気づかない彼女は、気持ちセンサーがかけているのでは?と思った。

 

 

自分自身の感情も感知できていない?

その一方で、この人は自分自身の感情も理解できていないと思う。

「なんか平気」と友達に言うけれども、平気なわけないじゃないか。

大好きだった人に突然別れようと言われて、1ヶ月後に離婚届を出しにいく、離婚したことを忘れてイチャイチャして、ハッと気づく・・・それで平気な、わけがない。

 

でも、彼女は本当に自分は平気、自分は大丈夫だと思っているのだ。

他人のことだけじゃなく、この人は自分の感情すら感知できない、いや、見たとしてもすぐに蓋をして、どこかに押しやっているのだと思う。

過去の辛い体験や、毒親に苦しめられた話も関係あるかもしれない。

 

辛いことがあっても、正面から向き合わず、「なかったこと」にする。

相手の小さな感情の揺らぎを感じても、自動的にそれは勘違いだと判断し、気にしない。

・・・そんな行動・思考パターンが染み付いているのかもしれない。

 

 

戦闘民族を言い訳にしていないか?

感情を察知する力がない(もしくは弱い)というのを、彼女は「だって私は戦闘民族だから」ということで、正当化しようとしているように見えた。

戦闘民族とは何か?

常に戦い続けることを使命とし、弱さを見せたら打たれる、生きるか死ぬかの世界で自分だけ生き延びるような試練に臨む人ってことだろうか。

 

そこまで戦うのって、なんのためだろうか。

 

ちょっと話がそれるけど、戦闘民族の代表格、サイヤ人だって、しょっちゅう戦っているけど、何だかんだで家族がいて、地球人が好きで、地球を守りたくて戦っているんだよ(一応)と思ってしまう。

そして、悟空とベジータは最近力の差が出てきているがなんだかんだで上手くやっているし、明らかに妻の方が強い人造人間18号とクリリンだって、仲良くやっている。

18号は戦闘以外の場でさりげなく夫を立てているし、クリリンだって、妻の方が自分よりも強いのは知っているけれども、その上で自分のできることをやっている。

それに、「助けて」ってわんわん泣いて男の後ろに隠れるような女なんて、ドラゴンボールの主要キャラでは、一人もいない。

 

ドラゴンボールの世界では、戦闘と生活がごくまれにしか交わらないけれども、戦闘の中でも、生活の中でも、ライバルや仲間、家族を思いあって、なんだかんだで上手くやっているように見える。 

そんな中で、自分は戦闘民族だから、夫と上手くやれないなんて言うのは、サイヤ人に失礼だと思ってしまう。

 

 

わんわん泣く女は、普通の女ではない、メンヘラである

それともう一つ。

「守ってほしいと泣ける女」

「彼無しでは生きられないのとわめく女」

そんな女は、女のあるべき姿ではない、ただのメンヘラで、避けるべき女だ。

 

なんだか彼女のモノの見方は、白か黒か、とても両極端だなと思う。

世の中はたくさんのグレーでできているのに、戦闘民族orわんわん泣く女の二択しかないように見えているのではないか。

 

別に外では戦闘民族、家では可愛い奥さんだって、できないわけじゃない。

高嶋ちさ子だって、外ではライオン、家では子猫ちゃんらしいしな(笑)

 

 

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