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【本感想】四十路越え! 「四十路と恋愛」、若者の恋愛観よりもしっくりくる

こんにちは、ドクダミ淑子です。

どのサービスだか忘れましたが、オススメされたこの本を買いました。

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四十路越え! [ 湯山玲子 ]
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私にこれをオススメしてきたAIは、私のことをよく知っているなと感心しました。

そのくらい、読んでいて共感できることが多かったので、今回はこちらについて語っていきたいと思います。

 

ものごとの核心を突く人だなと思う

湯山玲子さんは、テレビでチラッと見る程度の人でしたが、見るたびにこの人核心を突くコメントをするなと思っていました。

yuyamareiko.blogspot.jp

 

今回、著作を初めて読んでみて、その理由がわかりました。

  • 自分の経験で、自分の言葉で、語っていること
  • 映画・ドラマ・小説などの教養が深く、それをきちんと語っていること

この2つがあるから、そのコメントには力があり、「物事の本質」ってものを見据えているのだろうと思いました。

 

「四十路と恋愛」をざっくり紹介

このブログを読んで興味を持ってくださった方にはぜひ読んでいただきたいのですが、最初の章、「四十路と恋愛」だけざっくりと紹介します。

 

日本人女性は実体のない「恋愛」に縛られている

湯山氏は冒頭で、ラテンの恋愛至上主義をあげ、日本人はこれをできるかというと無理だということを言います。

 

女性誌などの恋愛特集で見かける、「いくつになっても恋する気持ちを忘れない」という文言ほど、キレイごとで実体の無い言葉はありません。

恋という曖昧な言葉でごまかしていますが、相手があるものであり、性欲ありきなものなのです。

しかし日本人女性は、ラテンの性欲に結び付くものと別の、実体のない恋愛幻想に生きてしまっているのです。

 

以前は大河だった男女の溝は、いまや水深30センチ

昔の男性からすれば、恋愛をして結婚すれば性欲を満たせるから、恋愛をする・・・つまりは恋愛は目的を果たすための「手段」でした。

でも今は手軽に性欲を満たせるものがあるので、男性がそこまで熱心に恋愛する理由はあまりない。

 

その一方で、まだ「男らしさ」を求める女性。

ここでパートナー探しに、つまずいていると指摘します。

だから、パートナーが欲しいなら、古い恋愛のフレームを捨てるべし、と書かれています。

 

だからこそ、恋愛を因数分解すべし

「恋愛」とまるっと捉えてしまうのではなく、デート・友情・セックス・・・と因数分解(≒分けて考える)とスッキリします。

 四十路なら、年下の男の子に色々なものを与えてあげるのも、それもまた良し。

その他、注意しなければいけないことなどが丁寧に書かれています。

 

モテたいならば、会話がオモロイ女を目指せ

男性の会話をしっかり理解し、いい返しができる女がなかなかいないから、それができる人になればモテる!

 

 

若者の恋愛よりも納得感がある

以上、「四十路と恋愛」をざっくりまとめてみました。

私の中で、ゆるふわな女子が語る「恋愛」がなぜしっくりと来ていなかったのかが、これを読んでわかりました。

私はもしかしたら、四十路側・湯山氏側の人間なのかもしれない、と。

 

正直、「恋んトス」みたいな若者グループで男と女を取り合うような恋愛って、私は経験したことがなかったんですよね。

すぐ好きになって・すぐ嫌いになって・また好きになって、マウンティングして、取って・取られて・・・みたいなやつ。

それよりも、もっとゆったり・のんびり、恋に落ちても落ちなくてもいい、でも落ちたら楽しもう・・・みたいな大人の余裕がある関係。

そっちの方が、自分の中で「私もできそう」って思うのです。

 

四十路になるのが楽しみになる一冊

私はまだ30代前半ですので、四十路になるのはもう少し先になりますが、こういう楽しく・自由に生きている四十路を見ていると、自分もそうなりたいと思えて、楽しみになります。

「三十路になるのが怖い」とか言っている人は、さらにその先の四十路についても読んでみると、希望が湧いてくるかもしれませんよ。

 

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