こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、妄想が行きすぎるとやばいなって実感した話がありました。
デートが決まったけれども、嬉しくない同僚
同僚の嵐子とランチに行ったときのことです。
「この前、街コンであった人のことなんだけど・・・」と喋りだした嵐子
- 街コンで会って、LINEを交換した
- その後、LINEでのやりとり2ヶ月ほど
- やっとデートにこぎつけた
- 週末、土曜日に映画館デートする予定
「おお、よかったじゃん!」
「でもさぁ・・・」
「でも?」
- まだ行くところが決まっていない
- 待ち合わせ場所も時間も決まっていない
- でも、「楽しみにしている」って言ってくる
「どうしよう、これじゃデートなくなるかもしれない」
「どうしようって、まだ月曜ですが。しかも映画デートって決まってるんでしょ?いいじゃん」
「このやりとり2週間くらいしているのに、観る映画と日にちが決まったのが昨日なんだよ。場所が決まるのはいつなんだろう?」
「映画館があれば場所はどこでもいいし・・・前日じゃね?」
「それって、本気のデートじゃなくない?」
「まぁ・・・1回目のデートだしね」
「1回目こそ大事じゃん!」
「そうだね・・・(面倒くさいなこの人)」
更に暴走は続く
「こっちはさー、着ていく服も2週間前に決めているし、髪もネイルもそれなりに準備しているんだよね。でも、相手はそんなこと全然なくって」
「そんなもんでしょ、30過ぎて独身の男なんて。逆にがっついているのとか手馴れている奴のが不安になるわ」
「そうかな・・・?」
「そうそう」
「でね、この服着ていこうと思ってるんだけど、待ち合わせでパッと見たときにどう思う?この服」
「・・・可愛い!(と言っておけばよかろう)」
「可愛いって思うかな?」
「(さっき言ったけど)うん、可愛いって思ってくれると思う」
「でもさー、私、相手の顔あまり覚えていなくて。街コンで1回LINE交換しただけでしょ?なんか待ち合わせできるかどうか、自信ないんだよね」
「目立つ色の小物でも付けていって、『私、○○してます』ってLINEしとけば?」
「でも、相手がちゃんと私のこと見つけて声かけてほしい」
「・・・(自分は顔覚えてないのに?)」
「あと、1回しか見ていないから、こっちが思っている以上に相手がブサイクだったらどうしようとか思ってるんだよね」
「しかも、私の苦手なO型なんだよね・・・やっぱりO型だから、デートの時は毎回こんな感じで、付き合ってからもA型の私が仕切っていくのかなって考えると、会うのが面倒くさくなっちゃって」
ここで振り返ってみましょう。
彼女は、まだデートをしていないんです!!
5日後のデートのシミュレーションをし過ぎて、妄想の中では、待ち合わせ相手に会えないまま、相手に冷めてしまう結論になっているのです。
デート前の経過とデート結果は?
その後、映画館が決まり、映画後に飲みに行く店が決まり、 その店の看板メニューを調べ、何を食べるのかが決まり、その都度私を含めた各方面に意見を募り、ワクワクドキドキしていました。
そして、週が明けて「どうだった?」と聞いてみると驚きの返事が。
- 思っていたより楽しくなかった
- 記憶の中の彼よりブサイクだった
- 映画の感想とか、もっと話し合えると思ったら「よかったね」しか言わなくて冷めた
- 食事中も思ったより会話が弾まなかった
- ご飯食べた店もおしゃれだけどイマイチだった
もうわかりますよね?
それ・・・妄想のしすぎだから!!!
妄想し過ぎてであらぬ方向へ行ってしまった
この悲劇は、嵐子がデートに過度な期待と妄想の熟成期間を取ってしまったことから起こったと私は分析します。
私なんかよりもよっぽどお付き合い経験の豊富な彼女ですが、ネットや街コンなどの婚活などをスタートした時なのか、30代半ばという年齢に近づいてきてからなのかは、こんな風に一人で妄想しつつ、周りを巻き込んで、どう思う?を繰り返すことが増えてきました。
そして、結果は大体こんな感じ。
気負わない相手と、適当なデートをしてみたら変わるだろうか?
嵐子は、その名の通り暴走しまくるので(最近、嵐のライブは控えてるもよう)、彼女を止める気も、止められる気も全くないのですが、でも、「もしも嵐子がもう少しだけ妄想を減らしたら」と思うと、複雑な気持ちになります。
妄想は楽しい!
でもやり過ぎると、目の前の男から遠く離れた、気が利いてリードしてくれて楽しませてくれるイケメンが脳内に誕生してしまうのです。
嵐子へアドバイスをするとしたら、前日に場所が決まるような行き当たりばったりにすべし!かもしれないなぁと思った出来事なのでした。
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