こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は頭の回転はわりと(調子がいいときには)早い方だと自負しております。
ただ、その早さが過ぎて、相手に伝わらないことが、社会人になりたてのころには沢山ありました。
例えば、パンケーキを作ろうというときに、一緒に食べる人にどんなパンケーキが好みかを聞いたら「ふわふわのやつ」と答えたとしましょう。
すると瞬時に、「ふわふわってことはメレンゲ入れるやつかな?」「メレンゲってことは卵白を泡立てなきゃ」「泡立て器が必要だ」なんて考えて・・・出てくるのが、「泡立て器はあるかな?」になります。
「どんなパンケーキが好きですか?」
「ふわふわのやつ」
「泡立て器、ありますか?」
「は?」
会話がこんな感じになるんですね。
パンケーキトークのポイントになる「メレンゲ」を自分の中で消化してしまい、会話からはすっ飛ばしてしまう。
そんな風に、相手にとっては意味がわからないことを言ってしまっていました。
見かねた上司から、こんなアドバイスをされました。
「あのなドクダミ、本当に頭のいい人は、誰でもわかるような話し方をするんだ。」
「お前のように、自分の中だけで理解して、答えだけ出すのはわかりにくい。プロセスがわかるように話せ。」
「あと、難しい言葉を使うな、中学生でもわかるような、簡単な単語で話せ。」
今思い返すと恥ずかしいのですが、私はわりといい大学を出て、当時はゼミの人にしかわからないような話し方をしていました。
たとえ伝わらなくても、「わからない方が悪い」くらいに。
でも、それってアカンな、とその時に気づきました。
本当に頭のいい人は、わかりやすい言葉で話す
特に男性で、なんだか難しい言葉を使って、俺賢いぜアピールをしてくる人がいます。
でも、今の話からすると、その人は真に頭のいい人ではなく、「頭よさげアピールするだけの人」です。
だから、カタカナ語ばっかり使う男や、「ともすれば」「往々にして」とかで繋いでくる男は、まずエセ頭いいだと思った方がよいです。
わかりやすい言葉=相手への思いやり
逆に、仕事でもプライベートでも、自分のコミュニティの言葉や、業界用語を使わない人は、話す相手の立場に立って考えられる、思いやりのある人だとも言えます。
「ドクダミさん、DBってなんですか?」
「あ、すみません、データベースのことです」
こんなやりとりをさせるような奴は、思いやりが足りません。(私です)
相手の中だと「DB=ドラゴンボール」かもしれないですから、きちんと説明すべきでした。
こういう追いてけぼりがない人が、頭がよく思いやりある人といえるでしょう。
本当に頭のいい人とは?
本当に頭のいい人は、変なしゃべり方をしなくても、周りから「あの人は賢い」と理解される人です。
カタカナばっかりの見かけ倒しヤローに惑わされず、しっかり相手を見定めることをオススメします。
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