こんにちは、ドクダミ淑子です。
ロンブー淳さんのインタビューが、なかなか的確かつ正論で、この人意外とまともだなと思ったので、今回はこの記事の感想を書いていきます。
この記事は、アラサーの『GINGER』編集者3人の恋愛お悩み相談連載のイントロダクションとして、ロンブー淳の結婚観・恋愛観などを滔々と語っているものです。
仕事が忙しいGINGER世代、結婚かぁ・・・と悩む人たちにズバズバと切り込んでいます。
- 家族を作るか個として生きるかをジャッジするのは自分次第
- 結婚するかしないかは自分で決めるもの。自問自答を繰り返さないと答えは出てこない
- 自分の今の考えに従って動く、ダメならまた考える
- 失敗を繰り返してもがき続けない限りは幸せはつかめない
- ジャッジをしないのは思考停止、考えていないのと同じ
- 自分は結婚したいのか?したくないのか?ちゃんと自分の「今」の答えを出して、動き出せ
・・・まぁ、正論ですね。
自分でジャッジする機会って、実はあまりないのかもしれない
私たちは、人生を多少なりとも選択しながら生きてきました。
しかし、その選択も、時期が決まっているもの、家族(特に親)の意見が大きく影響するものなどが多く、自分自身で時期を決め、やることを決める、という機会はほとんどありません。
- 中学を卒業したら、(大半が)高校へ行く
- 高校を卒業したら、就職するか進学する
- 大学を卒業したら、就職するか進学する
こんな風に、ある程度年齢ごとに「これを決めなアカン」というものがあり、それに沿って決めてきたのです。
自分自身で時期を決め、そもそもするか・しないかから選択すると言ったら、転職・結婚・引っ越し・旅行などくらいしかなく、大きな決断と言ったら、転職と結婚くらいではないでしょうか。
自分の気持ちに向き合わない限りは、本当の幸せは掴めない
人生を左右するようなジャッジを自分ですることが「怖いからとりあえず決めない」「先送り」という考えに逃げがちな人に、淳氏はズバズバと切り込みます。
- 年を取ってからよりも「今」の方がダメージは少ない
- 失敗しても軌道修正できる
適齢期とかは関係なく、「今」自分が何をしたいのか、それをとことん考えろ・・・厳しいけれども、正しいのだと思います。
相手ありきだから・・・ってのも言い訳。相手を自分で探すところも行動の一つ
淳氏の主張に、もう一つ反論するセリフが私の中から出てきました。
「だって、結婚って相手ありきじゃないですか?相手がいないので結婚できないんです」
でも、彼の言葉に「相手ありき」というのはありません。
相手がどうこうからスタートするのではなく、自分が結婚したいのか、したくないのかからスタートして、相手はそのゴールから逆算して探す・・・それが淳流なのだと、私は想像します。
私がジャッジしようとした、30歳の誕生日の話
話はそれますが、私も大きなジャッジをしようとしたことがありました。
人生初めての彼氏、3年付き合ったけれども、プロポーズされないし結婚の話も出ない、周りはどんどん結婚していく・・・そんな時に30歳の誕生日を迎えました。
その月に代休を取らなければいけないということもあり、誕生日を休みにしたのですが、その時に私が行ったのは、ペットショップでした。
彼氏が結婚の意思を示さないなら、今度の旅行を最後の思い出にして、私は犬を飼い、犬とともに生きていくんだ――一人でそんな決断をしたのです。
しかし、その場で買うことはありませんでした。
自分の誕生日だから衝動買いするのは、犬の人生にとっては迷惑な話ですからね。
飼うなら飼うで、彼と別れて、きちんと環境を整えから迎えようと思いました。
結果として、その「今度の旅行」に行く前にプロポーズしてもらい、私の人生は「犬を飼う」から「結婚する」に大きく舵を切りました。
でも、あの瞬間に「一人で(犬と)生きていく」と決断したのは、自分では大きな成長だったと思います。
生まれて初めての彼氏、この人を逃すと一生結婚できないかもしれない、そんな風に周りから言われ自分でも思っていた人と別れてでも、この中途半端な交際状態を断ち切るんだ、そこまでしっかり考えぬけたって、結構すごいことだと思うんですよね。
自分がしたいことを決めて、そのために行動をする、これからも続けていこう
淳氏の文章を読んで、自分の「決めた」話を思い出しました。
先送りできることを「今」やる、そうすることで人生を切り開いていこうと思いました。
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