こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は50人くらいがいるオフィスで働いています。
50人いれば、いろいろな人がいるのは当然なのですが、その中で、たまに開催される飲み会があります。
- 女子飲み(女子会)
- AB型飲み
- 涙活(泣ける映画=スイーツ映画を観る会)
- 肉活(焼肉を食べる会)
これを仕切っているのは、34歳独身・嵐子(仮名・嵐オタのため)。
嵐子はプライベートでも、嵐オタクの中でも、「松潤飲み」などを開催しています。
嵐子は独身ですが、別の幹事でこんな会も繰り広げられています。
- 既婚者飲み
- 乳児のいるパパ飲み(早く家に帰れ!)
なぜ、こんなに「○○飲み」が活発に行われているのでしょうか?
弊社は客観的に見て、どんなことが言えるのでしょうか?
仮説1:「○○会」と名づけるとテンションが上がるから
テンションが上がる、単純にこれもありそうです。
たとえば、「会社の帰りに焼肉屋に行く」よりも、「今日はアフター6で肉活☆」の方がテンションが上がる。
「○○活」っていうと、すごく意義のあることのようにも思えます。
仮説2:テーマを設けたほうが楽しいから
『アメトーーク!』みたいに、どんな話をするか、どの話のために集まっているのかがわかるほうが、「このネタを出そう」と準備もしていけるし、場が盛り上がるというのもあるかもしれません。
でも、逆もありそうな気がします。
私はAB型ではないので、AB型飲み会には参加したことがありませんが、「血液型=性格」に当てはまらない人が参加すると、「AB型って○○だよねー」「ねー」「あるあるー」「うーん(ないわ・・・)」なんてことにならないでしょうか。
仮説3:テーマを設けないと、自分のしたい話ができないから
いじわるな見方をしてしまうと、テーマを設けないと、自分のしたい話ができず、不完全燃焼の飲み会になってしまうということも考えられます。
実際に、会社の飲み会となると、酔っぱらって自分の過去の栄光話をし始める人(オッサン)、ほかの人の営業手法について批判し始める人(売れない奴)などなどが出現し、延々とそういった話を「何回目だよ・・・」という言葉を飲み込みながら、ウンウン頷きながら聞くなんてパターンになってしまう回も多々あります。
そうならないように、テーマを設けて、そういう面倒臭い奴を排除するための「○○飲み」という可能性もありそうです。
仮説4:男女の対立や、独身vs既婚者の対立が起こっているから
そして最後の仮説。
「○○飲み」を開催すると、「○○ではない人」が排除されます。
実は「アットホームでみんな仲良し♪」なんて言っている会社の中で、なかなか言えない不満がたまっているのかもしれません。
男性と女性の対立、既婚と独身の対立、営業と事務の対立・・・など、それを吐き出すため、もしくは団結して戦うために、飲み会を仕掛けているのかもしれません。
50人くらいになると、みんなで話し合いとか、しないですからね。
そうやって小さなまとまりを作って、戦っているのかもしれません。
派閥争いのタネみたいなものが出来ているのかもしれません。
派閥争いには巻き込まれたくないから、セグメント飲み会は遠慮しておこう
私は会社とは、仕事をする場であって、それ以上でもそれ以下でもないと思っています。
これは別の考え方もあって、嵐子のように、終業後は飲み会、休みの日も会社の人と遊びに行くのが好き、なんて人もいます。
考え方はそれぞれですが、仲良くなりすぎて、仕事がきちんとできない(助け合いで足を引っ張られる)のは本末転倒ですので、ある程度距離を置いて、派閥やグループには極力関わらず、平和な心で仕事を遂行して行きたいと思いました。
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