こんにちは、ドクダミ淑子です。
パン屋さんの前を歩いていたときに、ふと思い出した話があります。
「そこまでおいしくない」と自分で言う、超人気のパン屋さん。その理由は?
とある超人気のパン屋さんがありました。
いつも行列ができていて、店内に入ったら行列ができていて、行列を並びながらパンを選んでいく(つまり、後戻りできない)というくらい繁盛しています。
いつも焼き立てのパンが並べられ、パンのいい匂いがして、行くとワクワクするお店です。
イートインコーナーがあり、その場で食べて帰ります。
どのパンもおいしくて、ついついペロリと食べてしまいます。
あるとき、私の仕事(人材系)でそのパン屋さんに行ったときに、社長さんが衝撃のことを言いました。
「ウチのパンは、別に特別においしいわけじゃない。おいしいのは、行列のできる店だからなんだ。」
意味が分かりにくいですが、要するにこういうことでした。
- 素材にこだわった高級なパンは、冷めてもおいしい
- ウチのパンは、実は冷めたらあまりおいしくない
- でも、焼き立てのパンは、どんなパンでもおいしいものだ
- だから、ウチは焼き立てのパンを提供することを大切にしている
- 行列ができると、パンがすぐになくなるので、いつでも焼き立てのパンを出せる
- 行列ができるようにイベントをしたり、焼き時間を全部オープンにしている
- 焼き立てのパンを出して、できるだけおいしいうちにその場で食べてもらうから、おいしいと思ってもらえる
焼き立てのパンを出すからおいしいと思ってもらえる。
おいしいパンだから行列ができるのではなく、行列ができるからおいしいパンになるのだ―――という話でした。
なるほど、奥が深いと思って、夫(当時彼氏)に話をしたら、「何言ってんの?おいしいから行列ができるに決まってるじゃん」と一蹴されました。
イイ女とモテるも、パン屋と行列の話に似ている?
この話を思い出して、さらに思ったのが、「モテる女の理由も、この話に当てはまる?」ということでした。
別に、パッと見はイイ女に見えないけれども、なぜかモテて、男が途切れることがない子っていませんか?
そういう子は、イイ女だからモテるのではなく、モテるからイイ女に見える、モテるからイイ女になるのではないか?と仮説立てたのです。
つまりは、演出したもん勝ちなのではないか
自分でモテているように演出し続けることで、別にそこまでイイ女じゃなくても、イイ女とみなされてきて、実績が付いてくるとさらにモテる・・・こんな風に世の中は回っているのではないか?と思うのです。
モテない女が子のスパイラルに入るために、必須なのが「恥を捨てる」「自分の実力を認めて戦い方を考える」というスキルです。
壇蜜って、演出のタマモノだと思う
さらに思いを巡らせたのは、壇蜜という存在。
そもそも名前が「ダンミツ」ってところから始まり、服装や髪型、話し方から脚使いまで、計算しつくされた色気で、他の美人女優を押しのけて、確たる地位を築いています。
愛人役として「フリンジマン」に出てきた時は、これぞ愛人キャラを演じ、私の心をわしづかみにしました。
モテたいなら、今すぐ作戦を練るべし
「ウチのパンなんて、大しておいしくないから、別にそこまで売上が上がらなくてもいいや・・・」ではなく、「ウチのパンは大しておいしくないけれども、強みを見つけて売上が上がる方法を考えよう!」となれるかどうか。
それだけで結果モテるようになって、イイ女扱いされるようになるかもしれない!と思ったパン屋の記憶でした。
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