こんにちは、ドクダミ淑子です。
9月が終わり、アニメもドラマも最終回や一区切りをしたものが沢山ありました。
私は『ウチの夫は仕事ができない』を毎回見ていましたが、実は『さぼリーマン甘太郎』もちょいちょい見ていました。
この、仕事をサボって甘味処に行くドラマ以外にも、『孤独のグルメ』や、『昼のセント酒』(戸次重之が仕事をサボって銭湯と酒を楽しむドラマ)など、仕事をサボって◯◯するというドラマは結構あります。
そしてこの手のドラマの主人公は大体、営業マンです。
営業の仕事を経験したことない人には、なんでこんなことができるのか!?と不思議に思うかもしれませんが、営業10年やっていると、こういうことも可能なのは実感値としてあります。
そこで今回は、営業の仕事の中で「サボり」についてを語っていきたいと思います。
営業といっても、仕事のパターンは2つある
一言で営業と言っても、仕事の仕方は大きく2つに分けられます。
1つは、とにかく訪問する数重視の営業、もう1つは、商談の質重視の営業です。
前者は単価が低く、件数を担保し、沢山売らなければいけないスタイル。
ただし、数さえこなしていれば、大きく目標売上額を下回ることはありません。
だから、営業初心者に向いている仕事でもあります。
決められたルートを周り、納品などをしながらお客様とコミュニケーションを取っていく、ルート営業もどちらかというと、こっちのスタイルですね。
後者は、単価が高く、ひとつの商談に時間がかかり、件数も大事だけれども、それよりも決定率・受注率の方が大事になります。
数をこなすだけでは売上は上がらないので、どのお客様にどんな提案をするのか、が鍵になってきます。
どちらのスタイルでもデキる人ほどサボれる
「どっちのスタイルの方がサボれるの?」という答えですが、「どちらのスタイルでも、デキる人ほどサボることは可能」です。
件数をこなすスタイルの人は、効率よく回る方法を考えればきっと手はあるはずだし、件数よりも質スタイルなら、決定率を高くキープできれば、無駄な商談をする必要はありません。
つまり、他の人よりも効率よく動ければ、サボることは可能ですし、売上さえあげていれば、大抵はバレませんし、バレても「まぁ、あいつはデキるからな」で終わりでしょう。
『サボリーマン甘太郎』の主人公・飴谷甘太郎は仕事がデキるキャラで、仕事と甘味を(だいたい)両立できていました。
でも、銭湯とビールは無理だな
しかし、いくら仕事を効率的にできる人だからといって、銭湯とビールまでは現実は無理かなーと思います。
さすがにアルコールを摂取して悠々と仕事に戻る度胸と演技力はないし、いつもほかほか、ツヤツヤしている人がいたら、周りも気づくはずです。
営業歴10年の私のサボり遍歴
実際にどんなサボりをしてきたか、思い出してみましょう。
- 営業途中に買い物
- 営業途中に帰宅
- 移動途中でマンガを買い、移動中に完読
- 夕方アポで今日は直帰しまーすで、定時18時からの遠方ライブに参戦
こんなものでしょうか?
自分で仕事をコントロールでき・自己責任で動きからこそ、できることです。
バレないためにも、きちんと売上をあげることと、サボりの前後はいつも以上に頑張ることを意識しています。
外回りって案外しんどい、だから適度に休んで、心に余裕を持って行くべし
私はサボり肯定派(ただし、きちんと自分の仕事をこなしている場合のみ)なので、だいぶ甘い話にはなりますが、営業の仕事の外出って、結構神経を使うものです。
疲れたら適度に休みを取ったりするのも仕事のうち、とドーンと構えている人の方が、私の周りを見ると売れていると思います。
逆に、スケジュールをパンパンに詰めて、一件の商談の時間を長く取れない人の方が、売れていないし、心に余裕がなくてげっそりしているように見えます。
自己責任の営業の世界で、私は今日も一人、ランチの場所を探してルンルンしています。
こちらもどうぞ