こんにちは、ドクダミ淑子です。
関ジャニ∞の錦戸亮君と、松岡茉優さんが夫婦役をやっている「ウチの夫は仕事ができない」、最終回を見直しました。
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前回、仕事よりも家族が優先!と高らかに宣言した、つかポン。
今回も、仕事vs家庭の対立構造は変わらず、どっちを取るか?→家庭!という展開で、10年間営業会社でOLをしている私としては違和感を抱いてしまいました。
・・・が、そんな自分の違和感が何かを考え、自分の立ち位置・考え方・仕事に対する姿勢を見直す契機になったとも言えます。
大事な商談よりも、立ち合い出産
つかポンは、大手企業との大事な取引よりも、立ち合い出産を選びました。
そして、病院に行くので急きょ行けなくなったプレゼンの代役を務めた2人が、その大手クライアントの担当をすることになりました。
社内のキノコ狩りイベントという、地味な仕事を一生懸命やった姿勢を評価してくれたお客様なのに、代役が気に入ってその人に任せたい!なんて、お客様もなんかひどいなぁと思いました。
しかし、残念ながら、仕事という場では、「あなたの代わりなんていくらでもいる」と痛感させられる瞬間でもありました。
昼休みに家に戻り、お風呂に入れる夫って、おかしくない?
仕事でそんな経験をしながら、その反動なのかむしろ関係なく欲しているのか、家ではイクメンっぷりを発揮する、つかポン。
なんと、「今日は夜遅くなりそうだから、昼休みで家に帰ってきたよ。さぁお風呂!」って・・・いろいろおかしいですよね。
夜遅くなりそうなら、昼休みの1時間を家に帰ることに使うよりも、昼休みにも仕事して、1時間早く帰ってくるとか、ほかにできることあるでしょうに。
そんな真っ昼間からお風呂に入れても、夜には身体の汚れが気になって、2回お風呂入れたくなっちゃいませんかね?
なんか、いろいろなことの優先順位がおかしいと思ってしまいます。
「僕は仕事なんてできなくて構いません」とお荷物継続発言!?
さらに、クライマックスシーンは、つかポンの講演会。
要約すると、「子育ての時期は一瞬。仕事も大事だけど、それよりも家族の方がもっともっと大事。家族のことができないなら、僕は仕事ができない奴でもいい」という話でした。
「子育ては一瞬」「仕事は大事」「家族はもっと大事」、全部わかるけれども、だからといって、仕事なんてどうでもいい発言はどうかと・・・。
みんな、仕事と子育ての両立を頑張りたくて、講演を聞きに来ているのに、片方は捨てますって、ちょっと講演の意味があるのかなぁと思ってしまいます。
「さぁみんな、仕事はセーブだ!」と言われても、「はい!今日からセーブします!」って感じではないのではないでしょうか?
そして、そんなつかポンのスピーチに、泣いて喜ぶ妻と、ほほえましい顔の上司&先輩。
あれ?そんなホワイトな会社だったっけ・・・?
私はきっと、ブラック企業に染まり、今の若者の価値観から離れているのだろう
こんなツッコミばかりしていて、ふと思ったのです。
私、「仕事ちゃんとしろよ!」とこんなにも思っていて、大丈夫なのだろうか?と。
10年も営業をしていると、「そこは仕事だから」のキャパが、いつの間にか大きくなっていて、どんなことでも「仕事だから、仕方ない」で片づけられるようになってしまうのだろう。
だって、私が陣痛の時に大きな商談だったら、きっと何も言わないだろうと思う。
そもそも立ち合い出産はしてほしくない派だし、なぜそこまで立ち合いにこだわるのかがよくわかっていない。
働き方改革で、家族最優先が正しくなっているのだろう
きっと、今の働き方改革の世の中では、つかポンのような夫がよき夫、仕事よりも家庭を優先する夫の方がいいと思っているのでしょう。
でも、そもそも、仕事と家庭って、100か0かどっちかを取るものでもないでしょう。
なぜ、バランスをとるのではなく、どっちがを取るかというスタンスで話が進んでいくのかも、なんか強いイデオロギーがあるようで、ちょっと疑問です。
そして、前回も書きましたが、10年後のつかポンの役職と給与が心配です(ゲスい)。
普段の発言は「イクメン批判」は気を付けようと思う
私も、ブログではここまで「仕事しろ」と言っているけれども、普段はこういう発言は時代に合わせ控えて、「働き方改革の世の中ですからね(ニッコリ)」と言うように心がけようと思います。
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