こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近すごく気になっていることがあります。
なぜ、こうも連日TVで不倫の話が報じられるのか。
なぜ、ネットの掲示板では、婚約・結婚式・新婚生活・妊娠発覚・マタニティライフで浮かれている人が袋叩きに会うのか?
もちろん、不倫は違法であり、倫理的に許されるものではありません。
でも、その不倫を毎日ものすごい尺を使って、しかも同じようなことを繰り返しTVで放映されるなんて、なぜなんだろうと私は思うのです。
きっかけはベッキー、加藤紗里などのメディアミックス&ドラマチック展開
不倫がここまでワイドショーで長く取り上げられるようになったのは、最近のことのような気がします。
2016年正月早々、唐突に落とされた文春(センテンススプリング)砲が打ち放たれました。
ベッキーが既婚のバンドマン(ボーカル)と不倫し、実家まで行ったという話です。
そこまでで終わればよかったものの、さらに面白い展開になります。
いい子キャラで記者会見をした裏で、LINEでは「友達で押し通す予定!(笑)」なんて送っていたり、妻が涙の会見をしたり、しかも記者会見の時の衣装が・・・とか、とにかく細かい要素が折り重なって、話題につきませんでした。
ここで、マスコミは味をしめたのでしょう。
特徴あるキャラと、メディアミックスで様々な伏線を検証していく展開、そして会見やSNSなどで様々な発言・噂が流出されていく・・・ドラマよりも面白いんでしょうね。
加藤紗里も結構パンチの効いたキャラでしたので、大いに盛り上がりました。
松居一代がさらに不倫報道に面白さを増した
さらに最近出てきたのが、松居一代。
YouTubeとアメブロを絡ませ、TV出演は断られるものの、ニュースには取り上げられる・・・
めざましテレビでは、7時のトップニュースにあがったりと、だいぶ取り上げられており、めざましのレベルの低さを思い知りました。
不倫報道=不倫したほうが悪い、という常識をも覆す、「まぁ・・・これなら・・・不倫されても仕方な・・・」まで思わせる例が出てくるという新展開となりました。
でも、どちらにせよ、視聴者は大いに楽しみ、そして心に刻まれました。
「不倫をすると大変なことになる。何もかも晒されても仕方ない。
不倫はそれだけ悪である」と。
不倫ダメ絶対!・・・でも、ノロケも好感度を下げる
しかし、その一方で、幸せな結婚生活でノロケている芸能人もネット上で叩かれるようになりました。
最近は、長友&平愛梨、福原愛&中国の卓球選手、DAIGO&北川景子などなど。
お互いのことが大好きで、ブログやTVでのろけると、それも叩かれます。
「お花畑」「のろけすぎ」「みっともない」などなど。
昔は芸能人の結婚式がTV中継されて、見ては感動していた
アラサーの私は子供時代に数回しか見たことがないですが、昔は芸能人の結婚披露宴とかって、TVで生中継とかされていましたよね?
公共の電波を使って、盛大にノロケ映像を垂れ流すのが許されていたのが、ブログなんていう「見たい人は見れば?」なメディアでのろけても叩かれる時代に変わったのは、なぜなのでしょうか?
(ちなみに、最後にTV中継されたのは、陣内&紀香の2007年。たった10年前です。)
狂うほど何かにハマっている状態がうらやましいだけ?
不倫もノロケも、激しく批判する人って共通していると思います。
「何かにハマっている状態がない人」「何も無い、もしくは辛い・苦しい状況ばかりの人」で、道ならぬ恋に心を狂わせていたり、相手が好きで好きでたまらなくて、なんでも見せびらかしたい人に、自分はなれないと思っていて、だからこそ過剰に反応する人。
今の時代、そんななんだか寂しい人が増えているのではないでしょうか?
かくいう私も、2ちゃんねるまとめサイトの、サレ夫・汚嫁・間男にはまっていたことも
そんな問題提起をしていますが、かくいう私もそういうのにハマっていた時期がありました。
夫が妻の浮気に気づき、間男を調べ上げ、準備に準備を重ね、社会的制裁をする・・・という非日常のストーリー。
色々なパターンを読みました。
だって・・・自分が知らない世界をたくさん見れて、面白いかったんですもの。
その時にも夫(当時彼氏)と付き合っていましたが・・・どういう精神状態だったのか謎が残ります。