こんにちは、ドクダミ淑子です。
気づいたら2018年になって、もう2ヶ月が経過しそうで、毎年のことながらびびっています。
そんな中、3月1日からは、本格的な就活シーズンが到来しますね。
私は仕事柄、この新卒採用に関わることのある身で、いろいろ思うところがあります。
そこで今回は、就活生に対して、ひとつだけメッセージを送ろうと思います。
それは、タイトルにもあるように、「自分の道は、最終的には自分で決めろ」ということです。
色々な人が、色々なことを言ってくる
就活については、色々な人が色々なことを言ってきます。
- 学校の友達
- 学校の先輩
- 学校の先生
- 学校の就職課(キャリアセンター)
- 親
- 祖父母
- 地元の友達や先輩
- ネットの有象無象
- 就活の専門家という人
- 企業の人事
- 企業のリクルーター
ざっと挙げただけでこれだけの人が、あなたの就活についてアドバイスという名目で口を出してきます。
普通に考えても、この人達の意見が全部同じだと思いますか?
答えはNO、むしろ全員が違う意見だと言っても過言ではありません。
みんな、あなたのこと、あなたの1年後のことも考えていない
また、口出ししてくる人は、本当にあなたのことを思って発言しているのか?というと、残念ながらそれもNOです。
わかりやすいところから言うと、企業の人事やリクルーターは、自分の目標(どんな人を、何人採用する)を果たすために一生懸命あなたを口説いてきます。
この仕事があなたに合っていると思わせるトークの裏は、学生には見抜けないでしょう。
学校だって、別にあなたの人生を心から案じている人ばかりではありません。
有名企業への就職実績があれば、新規入学が増えるし、有名企業じゃなくても就職率は高くなればいい、とりあえず就職してくればいいと思っている人もいます。
親は一番信頼できると思いますが、時には「親ブロック」というものが発動され、「公務員になりなさい」「聞いたことない企業だからやめなさい」「インターネット系は危ない」などの偏見を持って就職先について意見してくる親もいます。
たまに「近所の○○ちゃんは銀行に就職が決まったらしいわよ。やっぱり安定している企業はいいわね」なんて情報で、子供を惑わせます。
親は、あなたの将来を案じてはいますが、情報が古いのとご近所トークから片寄った意見を集めてくるので、就活についてはあまり信頼がおけません。
「あなたは○○なタイプだから、○○な働き方がいいんじゃない?」とか言う親以外はあまり意見を聞く意味はないと思います。
決めるのは自分。自分で決断するから、納得感がある
色々な人の意見に流されるのではなく、最終的に決めるのは自分。
ここは大事にしましょう。
それは、働くと必ず壁にぶち当たりますが、そのときに「親が選んだ会社」だと思っていると、親のせいにしたくなります。
自分で決めた会社に勤め続けるか、それとも辞めるか、この二択にすると、本気で考えます。
いつまでも誰かの言うことばかり聞いていても生きていけないぞ
人生は、選択の連続です。
そして、選択しなかった方の人生は、二度と経験できません。
そんな中、いつまでも「○○さんが言ってたから」で選択をし続ける人生で楽しいのでしょうか?
多少のリスクをとっても、自分で決めた人生を歩んだ方が、楽しくないですか?
決めるためには、色々な会社を見てみるしかない
さて、決断を自分でするためには、何が必要でしょうか?
それは、見る目です。
しかし、見る目というのは、比較できるたくさんのものを見てこそ養われるものです。
学生だと、企業を見る目はほぼゼロでしょう。
だから、たくさん見るしかないのです。
たくさん見る中で、自分の中で譲れないものが何となくわかるようになってきます。
先日、ヒアリングした入社1年目の方がこんなことをいっていました。
「それまで、働くということにピンと来ていなかった。でもこの会社の説明会に来て、初めてここで働きたい!と強く思ったんです」
こういう出会いが、数をこなすなかで出てくるのです。
まずは1冊のノートを用意。そこにすべてのことを書き込む
就活を始めるのに一番大事なのは、一冊の、厚めのノートを買うことです。
ここに、説明会やイベント、選考に行って見たこと、感じたこと、言ったこと、言われたこと、すべて書きましょう。
そしてそれを見直しましょう。
そんな地道なことが、自己分析ツールよりも、就活コンサルよりも、何よりもあなたの役に立つと思います。
人材系企業のはしくれの身として、一人一人の就活がうまくいくことを、心から願っています。
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