こんにちは、ドクダミ淑子です。
先週も観ました、恋んトス。
以前の記事はこちら
さて、第3話なのですが、お弁当&伊豆シャボテン公園で、7人の関係はグッと動きましたね。
美穂の涙の理由は、女子3人の中での仲間外れ感・・・って、ホンマかいな?と思いました。
さて、美穂の話で気になったのは、「美穂はぁ、自分から好きになりたいタイプだからぁ~」ってくだり。
わたしが追っかけたいんで・・・来てくれる人に行けないんですよ。
だからことりと絹成が一緒にいるのを見ると複雑…
やっぱことりに対する対応が違うぞみたいな。見てて分かる。
ことりが好き、彼は。そうなっちゃってる時点でわたしは絹成が気になっちゃってるんですよ。
いくら自分のことを好きって言ってくれる人が4人中3人いても、自分がドキドキするのは、残り1人の自分の方に来てくれない、別の女といい感じの、絹成だ。
この話を見て、アラサー女子でもこういう話聞くぞ・・・と思ったのです。
「自分から好きになりたい、追いかけたい」でうまくいかないアラサーの恋愛
自分から好きになりたい、自分から好きにならないと恋愛できないという言葉は、どこからやってくるのでしょうか?
いろいろ考えてみたのですが、それは3パターンに分かれるのではないでしょうか?
モテすぎて、相手からのアプローチに慣れ過ぎている
1つは、美穂のように、モテてモテてモテまくっていて、数多の男からのアプローチを受けまくっていて、そういうことに全くときめかない人です。
ただし、私の周りには、残念ながら、こういう人はほぼいません。
自分の片思いが成就することが恋愛だと思い込んでいる
私は彼氏いない歴=年齢=26歳までの記録を伸ばしていましたので、片思いだけは存分にしてきました。
自分の片思いが成就したことは、32歳になる今も、一度もありません。
数々の片思いに玉砕し、恋愛がわからなかった私へ、夫は奇跡的に向こうからアプローチしてくれた唯一の人でした。
安心感はあるけれども、別に好きとか愛しているかと言ったら、別にそうでもない・・・そんな状態でしたが、初めて自分を好きと言ってくれた人だったので、迷わずOKしました。
でも、そこで「私から好きになった人と付き合いたい」と言っていたらどうだったか・・・間違いなく今も独身でしょう。
片思い成就とか相思相愛とかに縛られてしまっていると、恋愛がうまくいかなくなることって多いなと思います。
というか、私の周りのアラサー独身たちは、7割くらい「好きになった(or好きになる)人と付き合って、結婚する」ということに縛られていて、ちょっといい感じの人も「好きになれない」と別れたり、アプローチを断ったりしているように見えます。
四次元以外の恋愛に慣れ過ぎている
最後に、マンガが好き、アニメが好き、声優が好き、アイドルが好きなどの場合にも当てはまりそうです。
二次元の恋は、自分が好きになるところからしか始まりません。
ゲームの中で声をかけられて、というのはあるかもしれませんが、そもそも彼とのストーリーを選択しないと、声をかけられる機会もそうそうないですよね。
こっちから好きになって、ゲーム上なのかイベントなのか、グッズなのか、薄い本なのか・・・こちらから寄っていかないと、四次元以外の恋愛(片思い)は成立しないのではないでしょうか?
「愛されるよりも愛したい真剣(マジ)で」の呪い?
私がうだうだとこの問題を考えているときに頭の中を駆け巡っていたのは、KinKi Kidsのあの曲でした。
あーいーされるよーりーもー
あーいーしたいま・じ・でー
曲名は『愛されるより愛したい』(「も」がない)ということに初めて気づいたのですが、それはおいておいて・・・
もしや、アラサーはこの歌に呪われているのではないか?と思ったのです。
でも、実際のところ、愛されてなくて愛しているのも、愛されていて愛してないのも、どっちもアンバランスだよねって思うのです。
それは、どっちも「愛」じゃない気がしてしまうのは、私にまだ子供がいないからなのだろうか?
話はそれましたが、なんとなく、自分から行くべし、自分が好きになるべし、自分が愛を注ぐべしみたいな呪いにかかってはいないだろうか?
そしてそれが、恋愛を進めることにストップをかけているのではないでしょうか?
モテないと自覚しているならば、とりあえず付き合ってみるもアリだと思う
もしも、超絶モテ女ではないにも関わらず、「自分から好きになりたい」「追いかけたい」というアラサー女子がいたら、好きじゃなくても、とりあえず付き合ってみるのもいいのではないかと思います。
きっかけはどちらでも、結果的にうまくいけばいいじゃないですか。
どっちが先に好きになったかどうかなんて、1年くらい付き合えば、どうでもよくなります。
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