こんにちは、ドクダミ淑子です。
前回、「好きになる理由が見つからない」という話を書きました。
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この話を書いていて思ったのは、「好き」って一言だけれども、学生時代の好き!とアラサーの今、夫に抱く「好き」って違うよなってことでした。
小学生の頃の「好き」は、両思いになりたい!
小学生の頃の「好き」って、片思い→相手も私が好き→両思いだやったー!でしたよね。
でも、滅多にそれはないので、両想いになりたいをゴールに、日々ちょっと触れることでドキドキしたり、掃除当番だの委員会だのクラブ活動で接点を持とうと努力したり、こっくりさんや花占いで「好き・嫌い・好き・嫌い・・・」ってやったり、ロケットペンダントに入れる写真(クラスの集合写真)を探したり・・・とキモイことをしながら、「好き!好き!」って言っていればそれでOKだった。
今の小学生は「付き合う」とか言っているみたいだけど、私の時代は「両思い・・・完」って感じだったな。
でも、私の故郷の片田舎小学校では、両思いになっても、ほかの男子に冷やかされるから、二人でイチャイチャするなんて人はいなかった。
中学生も高校生も・・・「両思いになりたい」だった。
私の場合はモテない時期が長い(というか、モテたことが今まで一度もない)ので、小学生の時の感覚を中高生まで引きずりました。
高校生になっても「両思いになりたい」と思って、授業中に斜め右前の彼の横顔を見つめていたな。
んで、あまりにもじっと見つめるから彼が振り返り、あわてて目をそらす・・・
「え!?どうしてこっち見たの?ひょっとして・・・」
・・・てめーが見てるからだろ!!
こんな調子でした。
「両思い」 の先に何もないから、ただ好き!って思っていればよかった
学生までの恋愛って、私の場合はただただ「好き!」で突っ走っていました。
そもそも両想いになったことなんて一度もないから、そこがゴールで、結婚なんて1㎜も考える余地はありませんでした。
だから、別に彼が長男だろうが次男だろうが、家庭が新興宗教にドハマリしていようが、兄弟がグレていようが、何も関係ありませんでした。
恋に恋する状態が楽しくて、日々ドキドキしていればそれでいい、そんな感じだったんです。
大人になると、難アリ男子を好きになるブレーキがかかる
でも大人になったら、難アリ男子を好きになることが少なくなります。
仕事をしていない、借金がある、親や兄弟の件などなど・・・大人になれば、そういう待遇を自分で作りだしている場合もあり、パーソナリティと現状がある程度近くなってくる(自分のしたことでその結果になっている)ということもあるかもしれません。
ただただ「好き!」だけ言っている子供のころに比べて、見る軸が増えているのかもしれません。
でも、それは私は良いことだと思っています。
何も考えず、ある意味イカレれていた時代に比べ、私は人間として成長したと思っていますし、今もそんな状態だったら、間違いなくヤバいやつになっていたと思います。
「両想いになりたい」しか知らない私に、恋の楽しさを教えてくれた夫
そんな私が、どうして夫と恋愛できたのかというと・・・夫が導いてくれたからだと思います。
付き合って、一緒にどこかに行き、「楽しいね」「美味しいね」といって笑う。
それで「いい週末だったな。今週も仕事頑張ろう」と思わせてくれる。
「もっと一緒にいたいな」「もっと楽しいことしたいな」と思う。
そんなほっこりした「好き」を知ったのは、夫と付き合いだしてからだと思います。
ほっこりした「好き」は、味わってみないと良さがわからない
夫のおかげで、学生時代の「好き好き好き好きー」って気持ちから、大人の「・・・好き」にシフトした私ですが、このシフトチェンジって、経験してみないとわからないと思います。
恋愛ってぐわあああってなるものだと思っている方は、ぜひタラレバ娘9巻のタラレBarで言う「ホムセンリュック」のような人と接してみることをオススメします。
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