こんにちは、ドクダミ淑子です。
今年の7月にはてなでブログをスタートさせて、はてなブックマークや、はてなブロガーさんの記事など、いろいろとウォッチしている今日この頃。
自分のブログの主要テーマを「婚活」「アラサー」と決めているので、その類の記事はわりとこまめにチェックしています。
チェックしている中で結構目につくのが、「私は○○だから結婚したくないんだ」という思い・考えを書いている記事。
読んでいると、その文章の裏に、周りからのプレッシャーや、結婚したくない(しない)なんて変だ・おかしいなどと思われることへの反抗や、幸せだから絶対に結婚したほうがいいと押し付けてくる既婚者に苦しむ姿が見えて、大変そうだなと思います。
でも、その一方で、なんでこんなにこの人は思い悩んで、そのモヤモヤを整理し、自分の中で決着をつけるためにブログや匿名のダイアリーに長文を投稿するのだろうか?というのに疑問がわいてきたんですね。
別に長文を投稿する人がおかしい、というわけではありません。
文章にまとめないと、自分自身が納得できない、とか、きっと世の中には自分と同じ考えの人や自分と同じく悩んでいる人がいるからまとめた文章を世の中に発信したいとまで思わせるのは、一体何が原因なんだろう?と思うのです。
想像以上に強い、「結婚しないの?」の圧力
まだ20代前半の方やアラサーでも男性はそこまで感じないかもしれませんが、既婚者からの「結婚しないの?」の圧力は、激しいものがあります。
そのパターンはいろいろありました。
【匂わせ系】
- ドクダミさんも26歳かぁ・・・じゃあそろそろ・・・
- 次はドクダミさんの番かなぁ?
- 最近は結婚する年も遅くなっているからねぇ・・・
【ストレート系】
- 結婚しないんですか?彼氏いないんですか?
- 彼氏いるのに、なんで結婚しないんですか?
- (仕事を早く帰ろうとすると)おっ、今日はデートかな? ※オッサン
- 結婚はいいぞぉ ※オッサン
- 早いうちに結婚しておいたほうが良いわよ ※主にオバサン
- 死ぬまでにひ孫を抱きたいのう ※祖父母
【マウンティング系】
- 私なんかはハタチで結婚しちゃったから、何も考えていなかったわよー
- やっぱり、結婚って勢いがないとね!
- 私はできればもう一回くらい結婚式したいけどなぁ、でも子供も小学生だしね
- 私は一人で生きていく勇気なんてないわ、旦那と子供がいるから頑張れるのよね
・・・こう思い返せば、いろいろなことを言われてきました。
みんな同じになろう、外れ者を同じにしようという圧力は、日本人は強いのかもしれません。
結婚していない人を、あれやこれやと言って結婚の世界に引きずり込もうとする。
それは、既婚者側が「自分と異質の人がいる」という恐怖を感じているのかもしれません。
でも、私は何を言われてもあまり気にしていなかった
色々なことを言われましたが、でも思い返してみると、何を言われても、そこまで悩むことはありませんでした。
- もともと変わり者だったので、「みんなと同じことをしないなんて、変だ」なんて言われ慣れていた
- 「人は人、自分は自分」と小さいころから言われて育った
- 別にアンタは私の人生には関係ありませんよね?と思っていた
- 親しい友達でも、ムキになってしつこく圧をかけてくる人とは距離をおいた
こんな感じで、「変だね」「そうですかね?まぁあなたとは違う人間なので、考え方が違ってもいいですよね」くらいで、サラッと流していました。
だって、世界で一番私のことを思って、私のことを心配して、私のことを支えたりするのは、自分で、職場の人も友達も、別に私の人生に責任もってくれるわけじゃありません。
親でさえ、言うことがコロコロ変わるので、究極は自分しかあてにならないと悟りました。
結婚しない理由をまとめる人って、「変わり者になる」「レールから外れる」ことに慣れていないんじゃないか
既婚者側は無用な圧をかけまくって、「結婚しないなんて変」「結婚したくないなんておかしい」というプレッシャーをかけてきます。
でも、独身の人は、「変」「おかしい」と言う言葉に思い悩んだり、反抗したりなんてする必要は、全くないのです。
ただ、真面目な方、今まで決められたレールに沿って生きてきた、大勢の動きから外れた経験のない方は、重く受け止めているような気がします。
だから、「結婚しない理由」を並べて、書いて、自分の心の整理を付けて、「私は変なんかじゃない!ちゃんと考えてこの結論になったんだ!」と理由付けて心のバランスを取っている・・・そんな風に見えます。
でも、そんなに気にしなくてもいいし、わざわざ理由を作らなくてもいいんじゃないか?と私は思うのです。
黒柳徹子さん×ゼクシィのCMのメッセ―ジが好き
私がそう思うのは、少し前のゼクシィのCMがすごくいいなぁと思ったからです。
「私結婚してもいいかなと思ったことは2,3回あるわよ。
でも、タイミングの問題でね・・・
これからだって・・・わかんないわよ」
80代の徹子がこんな風に言っているのに、それよりも遥かに若いアラサーアラフォーが「私は結婚しません」って宣言しなくてもいいじゃんって思うのです。
周りの言うことに惑わされず、「私は私」、そう思ってのびのび過ごしたほうが、人生楽しいのになぁと、切羽詰まった「結婚しない宣言」を見ていると思うのです。
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