ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

【ドラマ感想】ウチの夫は仕事ができない 仕事をないがしろにする夫ってどうなのよ?

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

関ジャニ∞の錦戸亮君と、松岡茉優さんが夫婦役をやっている「ウチの夫は仕事ができない」、最終回を見直しました。

www.ntv.co.jp

 

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前回、仕事よりも家族が優先!と高らかに宣言した、つかポン。

今回も、仕事vs家庭の対立構造は変わらず、どっちを取るか?→家庭!という展開で、10年間営業会社でOLをしている私としては違和感を抱いてしまいました。

・・・が、そんな自分の違和感が何かを考え、自分の立ち位置・考え方・仕事に対する姿勢を見直す契機になったとも言えます。

 

大事な商談よりも、立ち合い出産

つかポンは、大手企業との大事な取引よりも、立ち合い出産を選びました。

そして、病院に行くので急きょ行けなくなったプレゼンの代役を務めた2人が、その大手クライアントの担当をすることになりました。

社内のキノコ狩りイベントという、地味な仕事を一生懸命やった姿勢を評価してくれたお客様なのに、代役が気に入ってその人に任せたい!なんて、お客様もなんかひどいなぁと思いました。

しかし、残念ながら、仕事という場では、「あなたの代わりなんていくらでもいる」と痛感させられる瞬間でもありました。

 

昼休みに家に戻り、お風呂に入れる夫って、おかしくない?

仕事でそんな経験をしながら、その反動なのかむしろ関係なく欲しているのか、家ではイクメンっぷりを発揮する、つかポン。

なんと、「今日は夜遅くなりそうだから、昼休みで家に帰ってきたよ。さぁお風呂!」って・・・いろいろおかしいですよね。

夜遅くなりそうなら、昼休みの1時間を家に帰ることに使うよりも、昼休みにも仕事して、1時間早く帰ってくるとか、ほかにできることあるでしょうに。

そんな真っ昼間からお風呂に入れても、夜には身体の汚れが気になって、2回お風呂入れたくなっちゃいませんかね?

 

なんか、いろいろなことの優先順位がおかしいと思ってしまいます。

 

「僕は仕事なんてできなくて構いません」とお荷物継続発言!?

さらに、クライマックスシーンは、つかポンの講演会。

要約すると、「子育ての時期は一瞬。仕事も大事だけど、それよりも家族の方がもっともっと大事。家族のことができないなら、僕は仕事ができない奴でもいい」という話でした。

「子育ては一瞬」「仕事は大事」「家族はもっと大事」、全部わかるけれども、だからといって、仕事なんてどうでもいい発言はどうかと・・・。

みんな、仕事と子育ての両立を頑張りたくて、講演を聞きに来ているのに、片方は捨てますって、ちょっと講演の意味があるのかなぁと思ってしまいます。

「さぁみんな、仕事はセーブだ!」と言われても、「はい!今日からセーブします!」って感じではないのではないでしょうか?

 

そして、そんなつかポンのスピーチに、泣いて喜ぶ妻と、ほほえましい顔の上司&先輩。

あれ?そんなホワイトな会社だったっけ・・・?

 

私はきっと、ブラック企業に染まり、今の若者の価値観から離れているのだろう

こんなツッコミばかりしていて、ふと思ったのです。

私、「仕事ちゃんとしろよ!」とこんなにも思っていて、大丈夫なのだろうか?と。

10年も営業をしていると、「そこは仕事だから」のキャパが、いつの間にか大きくなっていて、どんなことでも「仕事だから、仕方ない」で片づけられるようになってしまうのだろう。

だって、私が陣痛の時に大きな商談だったら、きっと何も言わないだろうと思う。

そもそも立ち合い出産はしてほしくない派だし、なぜそこまで立ち合いにこだわるのかがよくわかっていない。

 

働き方改革で、家族最優先が正しくなっているのだろう

きっと、今の働き方改革の世の中では、つかポンのような夫がよき夫、仕事よりも家庭を優先する夫の方がいいと思っているのでしょう。

でも、そもそも、仕事と家庭って、100か0かどっちかを取るものでもないでしょう。

なぜ、バランスをとるのではなく、どっちがを取るかというスタンスで話が進んでいくのかも、なんか強いイデオロギーがあるようで、ちょっと疑問です。

そして、前回も書きましたが、10年後のつかポンの役職と給与が心配です(ゲスい)。

 

普段の発言は「イクメン批判」は気を付けようと思う

私も、ブログではここまで「仕事しろ」と言っているけれども、普段はこういう発言は時代に合わせ控えて、「働き方改革の世の中ですからね(ニッコリ)」と言うように心がけようと思います。

 

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